リセイヴァー開始に至るあれこれ
それがなんと2021/05/21に突然、NEXONからサービス開始の発表があり、ToS界隈はこの話題で湧きました。
発表と同時にベータテストプレイヤーの募集もされ、実際に2021/06/04からベータテスト版が開始されています。
筆者もこれに応募し、Androidユーザーは応募者全員当選なので開始出来ることになったものの、始めるまでには個人的紆余曲折があったので、それを記録として書き留めておきたいと思い、最初はTwitterに投稿しようと考えていたのですが、どう考えても長文になるためブログの方ですることにしました。
なので、基本的にデータまとめや攻略系記事ばかりのこのブログには珍しく、今回は日記な内容になります。
Re:TREE of SAVIOR 公式サイト
※2023/10/24追記：2023/10/18から「Tree of Savior M」として日本で正式サービスが開始したので、この記事の最後におまけとして少しだけToSMに関しての情報を追記しました。
ベータテスト開始前まで
ToS界隈はこの話題で湧いたと上で書きましたが、好意的な意見ばかりではなく、運営がまた“あの”NEXONなの！？という声もかなり多かったですw
PC版ユーザーはNEXON運営時の色々な対応に対する不満や、特にサービス終了告知時のゴタゴタが一種のトラウマとなっている人も多く、興味はあるけど運営が……といった感じのツイートも多かったです。
筆者もそれは同じで、スマホで大好きなToSのグラフィックが動くのは嬉しいけど、NEXON、NEXONかあ……というのが正直なところでした。
それでも、やはりやってみないことにはなんとも言えないしということでベータテスト版に応募し、Androidユーザーは応募者全員当選と予め発表されていたため、当選に漏れる心配をすることもなく、数日後の開始日を一応楽しみに待ちました。
ベータテストは当然当選、でも……
2021/06/03の夕方、ベータテスト応募に使ったメールアドレスにNEXONから当選通知とダウンロード先案内が届き、さあ、いよいよだ！となりました。
ここでまず、筆者のガジェット環境に付いて説明させてください。
環境は全てAndroidで、８インチタブレット１台、メインスマホ１台、ゲーム用スマホ数台を所持しています。
タブとメインスマホはAndroid8、ゲーム用スマホはAndroid7～3まで色々です。
これは、歴代のスマホをゲーム用に格下げした物もあれば、最初からゲーム用として購入した物もあります。
そして、タブとメインスマホにはゲームは一切入れていません。
理由はタブは主にメディア視聴（動画、サイト、本等）に頻繁に使用するし、メインスマホはツールとして常に使える状態にしておきたいので、ゲームに占有されたくないというのと、どちらもバッテリーは内蔵タイプのため、ゲームに使うことでバッテリー寿命を縮めたく無いというのが理由です。
なので、ゲーム用で使っているスマホは基本全てバッテリーの取り外しが可能なタイプです。
Android5とAndroid7の２台が主なゲーム用スマホで、Android5で動かない場合はAndroid7のスマホに入れて遊ぶかーという感じで使い分けています。
ちなみにこの２台はどちらもFREETELのスマホで、Android5がMIYABI、Android7がPriori5です。
今回、ReToSはAndroid7以上ということなので、Priori5の方で遊べばいいなと思っていたのですが、Priori5でダウンロードサイトへ行ってもダウンロード画面になりません。
これは自身の環境のせいなのか、それとも運営側の不具合なのかを調べるために、試しにタブレットで同じようにアクセスした所、こちらは普通にダウンロード出来るようです。
要するに、OSは条件を満たしていても、機種によっては遊べない場合がある、というのに見事に引っかかってしまったというわけです。
ReToS βを遊ぶか遊ばないかの分水嶺
ここでどうするかの選択肢は２つ（だとこの時点では思っていました）。
１．タブレットもしくはメインスマホ（メインスマホでもダウンロード可能なのは確認）に入れて遊ぶ
２．諦めて遊ばない
２にしようかと一瞬考えないことも無かったのですが、せっかく応募したんだし、ToS界隈の話題はたぶんしばらくはReToSで染まるだろうし、話に付いて行けないのもやっぱり寂しいということで１を選択し、タブレットにダウンロードしました。
容量は90MBほどだったと思います。
まあこれぐらいの容量なら問題無いし、それにあくまでもβテストだし、チョロっと遊んで本サービスをどうするかはまた考えよう、ということで開始しようとしたら、約3GBの追加ダウンロードを迫られたのですw
タブレットの空き容量を確認した所、入れられないことは無いけれど、3GBも１本のゲーム、それもβ版に取られるのは苦しい、じゃあメインスマホに？ 確かにメインスマホの方が容量的には余裕はあるけれど、そもそもMMOを5インチ画面でやるのって結構大変なんだよなあ……（ラグナロクマスターズで経験有り）、という諸々の考えが頭を駆け巡り、結局、追加ダウンロードは保留にして放置し、PC版のいつものToSの方をやることにしました。
３つ目の方法を選択して全て解決！
PC版ToSの日課や固定のレジェンドレイド等を終え、さてReToSはどうするかなあと考えつつ、ReToS関連のツイートをハッシュタグから検索して眺めていました。
すると、PCのAndroidアプリエミュレーターでのReToS動作報告があったのです。
これまでAndroidアプリエミュレーターの存在は知っていたのですが、画面タッチ前提のアプリをマウスでやるのも色々としんどいかもと思い、大して興味はありませんでした。
でも、実は２ヶ月ほど前にサブ機にノートPCが欲しいと思い、HP社のENVY x360 13-ayという機種を購入していたのです。
このノートPCはいわゆる2in1という仕様で、液晶画面タッチで操作が可能な上に、完全にキーボード部分を液晶画面の反対側に折り畳むことでタブレット風にも使えるモデルです。
3GBはタブやスマホだと苦しいけれど、PCならば些細な容量です。
Androidアプリエミュレーターは何種類かありますが、有名なのは「NoxPlayer」と「Bluestasks」の２つだと思います。
前者はNox、後者はブルスタという略称がよく使われます。
そして、どちらかというとAndroidアプリエミュレーターとして標準的なのはNoxの方ではないかと思います。
ただ、ツイートでの動作報告はブルスタのバージョン４もしくは５の64bit版で、Noxでは動かなかったとあり、改めて両者の評判を調べたところ、ブルスタの方が軽いという報告もあって、ブルスタを入れてみることにしました。
なお補足しておきますが、Noxでも64bit版で動いたという報告ツイートもあるので、動作は各々の環境にもよると思われます。※NoxPlayerでの筆者環境による動作報告を下記に追記しました。
ブルスタ5の64bit版をインストールし、設定は１箇所だけ、「グラフィックス」の「グラフィックレンダラー」をOpenGLからDirectXに変更しました（その後、OpenGLでも起動を試して見たところ、特に問題無く動作するので以降はOpenGLにしています）。
Android用のIDでログインするとReToSのダウンロードにはまったく問題なく、その後の追加ダウンロードも普通に進み、無事に本日2021/06/04のサービス開始後にログイン画面を見ることに成功しました。
余談ですが、ここでせっかくだしNexon IDでINするかなあと最初は思ったのですが、ログインにワンタイムパスワードを求められ、そういえばPC版ToSをやっていた当時に設定していたけれど、その後にメインPCも買い替えてしまっていてワンタイムパスワード関連は何も入れて無かったという事に気が付き、普通にGoogleでサインインに落ち着きました。
最初の自キャラはチーム名もキャラ名も職業も見た目も、やはりPC版と同じがいいと思い、こんな感じで開始しています。
2021/06/06追記
その後、デスクトップのメインマシンの方にNoxPlayerの64bit版を入れて動作確認をしてみたのですが、こちらもほぼ問題なく動作しました。
ログイン方法は同じくGoogleにしたので、アカウントはノートPCと同じ物（キャラクター）ですが、これを変えると別アカウントとして遊べるのではないかと思います。
そして、Noxとブルスタの両方を触ってみた結果、ブルスタの方がUIや設定が分かりやすいという印象を持ちました。
デスクトップとノートPCでは、同時に起動しているソフトやスペックが違う為、単純な比較は出来ないのですが、ブルスタの方がやや軽いとも思いました。
ただ、Noxの方が少しだけ多機能だったりするので、どちらを選ぶかはお好み次第という所です。
終わりに
今回の一連の体験で、スマホゲーをPCで遊ぶメリット、デメリットに付いて、自分が感じた範囲で総評を書いておきます。
メリット
・画面が大きくて遊びやすい
・ゲームの容量をタブやスマホほど気にしなくていい
・Androidのバージョンが低い人や、バージョンは該当するのに遊べないという人でも遊べる可能性が高い
・バッテリーの消費や熱を気にせず遊べる
デメリット
・タッチパネルPCでない場合はマウス操作になるので違和感があるかも？
・PC前提なので、いつでもどこでも気軽に遊べるという感じにはならない
デメリットなのですが、マウス操作は慣れればさほどの問題では無いですし、最初のログイン方法を統一すればアカウントは共有出来るようなので、スマホとPCのエミュレーター両方にインストールして普段はPCで遊び、外出先等ではスマホで遊ぶという使い分けも可能という事も付記しておきます。
興味を持たれた方のために、今回挙げた２種のAndroidアプリエミュレーターへの公式リンクを最後に付記しておきます（どちらもダウンロードする場合は64bit版で！）。
ただし、エミュレーターでスマホアプリを遊ぶ事自体に違法性はありませんが、運営が推奨する方法では無いため、全て自己責任となる事を理解の上でお願いします。
Bluestacks
NoxPlayer
Tree of Savior Mとして正式サービス開始！
2023/10/17 15:00～23:59まで、事前登録者向けのキャラクター作成が可能となり、翌日の2023/10/18 15:00より正式にサービスが開始されました。
ベータテストは2021/06/04と実に２年前の事で、その間にNEXONが（またしても）運営から撤退する等もあったため、もう出ないのでは？との声も聞かれましたが、こうしてサービス開始になったのは良かったです。
ToSM公式サイト
公式サイトはPC版のようにサイトではなく、ブログ（しかもここと同じBlogger！w）のみのようです。
過去記事を読むのに少々手間取るため、スマホ版アプリとPC版クライアントの案内がある記事だけここにリンクを置いておきます。
スマホ版アプリダウンロード先（Android、iPhone）
PC版クライアントダウンロード先（Windows、MacOS）
PC版では決済（課金）は出来ないので、課金して遊ぶ予定のある人はスマホ版をやる必要があります。
また、Android版は問題無いのですが、iPhone版はApple社の規定によりクーポンコードの入力が出来ないため、iPhoneユーザーの方はクーポンコードを入力したい場合はPC版を利用する必要があります。
サーバーが複数ありますが、好きなサーバーを選んで始めるので良いと思います。
ちなみに筆者はライマサーバーにキャラクターを作成しました。
フェロー（お供）ガチャのリセマラは可能なのですが、注意しないといけないのは、一度使用したチーム名はチームを削除したりサーバーを変更しても使用不可になるという点です。
なので、チーム名にこだわりのある人はリセマラはできない物と考えておいてください。
当然、サーバー変更も不可能です（チーム名を変えれば別のサーバーにキャラクターを作成する事は可能です）。
ここからは筆者の日記的備忘録です。
ReToSの頃の筆者のガジェット環境は上の方で詳しく書いてありますが、タブやスマホで遊ぶのは環境的に無理と考え、AndroidのPCエミュレーターを使ってPCで遊ぶということをしていましたが、実は半年ほど前に新しく10インチのタブレットを購入していました。
いわゆる中華タブというやつで価格もお安めな物なのですが、メモリは8GB、ROMは256GBと容量的には十分だったので事前登録もこのタブレットで済ませておきました。
CPUはUNISOC T606という動画視聴等は問題無いけれど、重いゲームには向かない程度の物ですが、ToSMは動作的にまったく問題無いです。
画面も10インチあると非常に快適に遊べます。
２年前はタブのバッテリー寿命を気にしてゲームをインストールするのに抵抗を感じていましたが、お値段お安めの中華タブだと、ヘタレたらまた買い替えればいいやーと気持ち的に割り切れたのも大きかったです。
なので、今回は今のところPC版クライアントはインストールしていません。
でも、ToSMは公式でPCクライアントを用意してくれ、エミュを使って無理やりPCで遊ぶという事をする必要が無いのはとても良い事だと思います。
ゲーム内容はベータテスト版と変わらず、ほぼフルオートなのですが逆にそれが気楽で、PCの傍らにタブを置いてオートでちょこちょこ進めるという遊び方が出来るので思ったより楽しめています。
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