ToSトランプのご案内（宣伝）
昨年の同人誌「TOSBOX」は日本のユーザーのみでしたが、今回はWサーバー交流企画ということで、国を問わず元kToSとiToSの方も参加されています。
このトランプ企画に筆者も参加しているので、概要や入手方法に関しての宣伝を当ブログでも行いたいと思います。【予約受付が開始になりました！】
Wサーバーの有志40名以上の新規描き下ろしイラストで構成されたToSテーマのトランプが隅田うにさんの企画により実現しました。
現在は制作個数を決定するための簡易予約というか、事前確認のためのメール設定が隅田うにさんのBOOTHで行われています。
購入を検討される方は、なるべく以下からメール設定をお願いします（9/2の時点で価格設定が2500円になっていますが、これは今後のメール設定数により変動（値下げ）になる可能性があります。また、メール設定時点では代金支払い等はありません）。
#ToSトランプ #ToScards
— 隅田うに🏔 (@sumidauni) September 1, 2023
期日までのイラストご提出ありがとうございました✨
遅刻連絡をくださった方々、週末まで一緒に頑張りましょう🃏
まだ詳細出せておりませんがBOOTHにて制作個数の簡易調査しております💫
購入希望の方はお知らせメール設定をお願いいたします.ᐟ.ᐟhttps://t.co/69WJNTDe2d
原稿（イラスト）の締め切りが８月一杯で、まだ出せる（出していい）情報があやふやなため、ここで現在お知らせ出来る事はこれぐらいなのですが、今後も情報を追記していく予定です。
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2023/09/09 追記
ToSトランプの名称が「TOSBOX2」に正式に決定しました。
パッケージ（箱）デザインも公表されています。
トランプだけでなく、このトランプに使用したイラストをまとめた小冊子も付く予定だそうです。
まだメール設定受付中ですので、購入を検討される方はぜひ設定お願いします。
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2023/10/06 追記
「TOSBOX2」に参加し、イラストを提供された絵師さん40名のお名前リストが正式に発表になりました。
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2023/10/14 追記
「TOSBOX2」のカード裏面が発表になりました。
箱と同じく黒が基調の落ち着いた、でも敷き詰められたポポリオンが可愛い素敵な裏面です。
あと、こちらは参加者への記念品になる木製コースターなのですが、これも少量だけBOOTHで頒布されるそうです。
具体的な内容は、TOSBOX2（トランプ）本体と使用されたイラストをまとめた小冊子のセットです。
通常品以外に頒布価格を少々下げたB品（配送時にトランプの箱の角が潰れてしまったものや、生産時に出来てしまったカードの汚れ、キズ、裁断ズレ等がある物）も用意されています（B品にも小冊子は付属します）。
また、BOOTHは仕様で購入時に商品価格＆送料とは別に作者にカンパが出来るのですが（商品カートで「金額を上乗せして応援（BOOST）」を選んで金額を入力）、BOOSTした場合は何らかのおまけを検討されているそうです。
イラスト参加者への記念品として作成された木製コースターも余部の頒布があります。
同人ではありますが貴重なToSグッズです。
50枚の描き下ろしToSイラストというだけでも見ごたえ十分だと思います。
欲しい方はぜひ、この入手機会を逃さないようにしてください。
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2023/11/11 追記
TOSBOX2が筆者の元に実際に届きました。
下敷きにしてあるのがイラスト集小冊子で、他の方の作品の掲載は不可のため筆者の名前のみ見えるよう同梱物で隠していますw
「TOSBOX2ができるまで!!」はBOOSTのおまけです。
制作裏話がお好きな方は申込みの際、ぜひBOOSTもご検討ください。
右下のカードは参加者へのお礼と案内なのですが、裏面には主催者である隅田うにさんの直筆によるお手紙が書かれており、とても嬉しかったです（さすがにこの内容は自分だけの秘密ですw）。
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2023/11/15 追記
ここからはおまけの制作秘話というか、今回、筆者が寄稿した絵の制作過程の記録と完成絵の公開です。
昨年の同人誌「TOSBOX」はコラムでの参加で、文章での書き物はさすがにどうとでもなるだろうという考えの元に参加させてもらったのですが、CGはたまに気が向いた時に描くドット絵以外はもう数年単位で描いていなかったので、TOSBOX2への参加は正直かなり迷いました。
でも、TOSBOXが手元に届いた時の充実感と満足感が忘れられなかったのと、迷うなら参加しないと後悔するのでは？と必死に自分の背中を押して参加表明をしました。
参加表明は隅田うにさんが今回の企画のために用意してくれたDiscordサーバー上で行われたのですが、迷いに迷ったので自分が最後の駆け込み参加となりましたw
それが７月２日のことで、原稿の締切は８月一杯、約２ヶ月間の猶予があったのですが、７月中は何を描こうかと漫然と考えているだけで実際のCG作業はまったく進みませんでした。
８月になって、やはり描くならToS開始から付き合っていて愛着がある自分のメインキャラしかない！そして、トランプなんだからベタだけどトランプモチーフの服で行こう！リアル等身は描く自信がいまいち無いのでSDキャラに逃げようw と大体のイメージが固まり、その後は10日ほどでほぼ完成形まで描き上げる事が出来ました。
絵は資料大事なので、まずは自分のキャラに実際に描く服とポーズを付けて撮影して、これを元にラフを描きました。
CGの制作環境はノートPC（HP ENVY x360 13-ay）＋ CLIP STUDIO PAINTです。
このノートPCは液晶がタッチパネルで筆圧感知付きの専用ペンもあるのでラフから仕上げまで、このノートPC＋ペンを使って全てデジタル作業で描き上げました。
左の青線がイメージをまとめるための第１ラフ、右の緑線が第１ラフを元にもう少し線を整えて完成形に近い形にした第２ラフです。
第１ラフは小学生の落書きか！w というレベルなので表に出すのはちょっと恥ずかしいのですが、最初はこんなにゆるゆるへろへろざっくりなんですよー、というのもCGの工程として面白いかなと思って掲載することにしました。
第２ラフを元に線画を起こします。
イメージ的にCGの線画はペンを使ってフリーハンドで描いていくのを想像される方が多いと思いますが、自分はフリーハンドで線を引くのが超苦手なので、全てCLIP STUDIO PAINTの図形の直線ツールを使って描いています。
等身の高い絵だと線の入り抜きや強弱も大事になってくるのですが、SD絵の場合はむしろ線は均一化されていた方が合っていると思うのでこの方法を使いました。
左が線画で、右が下塗り状態の物です。
下塗りが全部終わった後で、向かって右側の猫耳が出ている位置がおかしいということに気が付きました。
頭の後ろから耳が生えているのはどう見ても不自然なので、泣く泣く線画と塗りを修正しました（レイヤー分けして下塗りまで終わった状態で線画から大幅に直すのは結構な手間なのです……）。
ここに貼っている下塗りの絵は修正後の物です。
そして、最後が提出させてもらった完成形の絵です。
下塗りに各種模様を描き入れ、影やハイライトを付け、主線に色トレスをし、背景と名前を入れて完成させました。
背景は「ToSならやっぱり森でしょ！」とフリー素材を加工して作成しました。
こんな単純そうなSD絵なのですが、心配性のためレイヤーは最終的に100枚以上になってしまいました。
なのに基本中の基本である、線画の中でも顔パーツとその他とはレイヤーを分けておくというのを忘れたため、仕上げ段階で眉毛や目を微調整したくなった時にかなり不自由しました。
本当にCGを描いたのが久しぶりだったのでうっかりだったのですが、それだけは今後、何か機会が合った時には反省点として忘れないようにしようと思います。
最初は、何年もブランクがあるのにCGなんて引き受けて大丈夫か？と非常に不安だったのですが、完成したトランプの素晴らしさに、参加して良かった、勇気を出した自分GJ！と自分で自分を褒めてあげたいですw
最後に、今回の企画、取りまとめをしてくださった隅田うにさん、参加したWサーバーの皆様、本当にお疲れ様でした。
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